チャットボット AIとロボットの進化が変革する未来 -読書メモ

チャットボット AIとロボットの進化が変革する未来 -読書メモ

人工知能技術やデジタルトランスフォーメーションで用いられる「チャットボットとAIとロボットの進化が変革する未来」より。読書メモを記載する。

チャットボット AIとロボットの進化が変革する未来
前書き
Part1 チャットボットとは？
1.1あらゆるサービスを置き換えるチャットボット
チャットボットとは？
チャットボットがもたらす「3つのインパクト」
1つ目のインパクト─サービスのデザインやUI設計が変わる
2つ目のインパクト─webマーケティングの指標が変わる
3つ目のインパクト─全てのサービスをチャットボットが飲み込む
検索エンジン経由の流入が大きく変わる可能性
既存アプリを置き換える可能性も
プラットフォームの上にあるプラットフォーム
1.2「bot」とは何か
ボットとは？
自動化のためのボットとエンジニア同士のコミュニケーションツールとしてのチャット
「人工無脳」でボットによる会話体験が当たり前のものに
プラットフォームのAPIやフレームワークの提供でチャットボット開発が容易に
1.3スマホの普及で増えすぎたアプリ
アプリ開発は「21世紀のゴールドラッシュ」
成熟しつつあるスマホアプリ市場
2016年は次なるゴールドラッシュの幕開けとなるか
1.4「気持ちのいいユーザー体験」からは逃れられない
お年寄りでも使える「会話」というUX
ユーザー理解を促進し、改善を重ねる会話型UX
ログから「ユーザーの意図を類推する」しかなかったwebマーケター
チャットボットによって「ユーザーの本音」に触れられるように
メッセージングプラットフォーム上で動くチャットボット
1.ユーザーが利用する際に、改めてログインする必要がない
2.新規アプリをインストールしてもらう必要がない
3.ユーザーとの接点を持つことができる
4.プラットフォームベンダーが決済代行を実施する可能性も
1.5人かボットか？
人工知能研究に多大な投資
自然な会話ができるのはもう少し先
宅配物の再配達依頼はすでに機械が対応している
目的が決まっている人にはチャットが適している
ボットの個性をどう演出していくか
1.6KLMオランダ航空、Uber、ドミノ・ピザのチャットボット活用事例
メッセンジャーで搭乗可能になったKLM航空
アプリを起動せずUberが呼べる
LINEのメッセージ経由の売上が7か月で2億円に
顧客の経路（動線）がかわる可能性

Part2 チャットボットにおけるビジネスの可能性
2.1「ブランドと会話する」ということ
受け入れられるボットとは
押し売りメッセージはすぐにブロックされるので注意
価値ある会話に専念
パーソナライズ（個人最適化）ができるか
コンテンツにフォーカスする
ボットがブランドそのものになる
リピート率とエンゲージメントタイム
2.2チャットボットから得られるブランド側のメリット
35億人の見込み顧客がいる場所へ
自動化により得られる大量の会話データ
裁縫してもらえるプッシュ通知のインパクト
データベースとの連携も
ユーザーが学習隅のインターフェースでコミュニケーションができる
2.3チャットボットが侵食しはじめる５つの分野
ニュースなどのアラート形ポッド
検索系のポット
分野を限定した検索ポット
カスタマーサポート系ポット
予約・購入系ポット
ゲーム系ポット
2.4サブボットとユニバーサルボット
特定分野に特化した「サブポット」
モバイル体験を向上させる「ユニバーサルポット」
崩壊に向かうスマホアプリのエコシステム
あらゆる情報を操作するユニバーサルポットのリスク
2.5チャットボット開発に活用できるツール
プラットフォームのAPI
Facebookメッセンジャープラットフォーム
LINE BOT API
Slack API
Kik API
Bot開発フレームワーク
Microsoft Bot Framework
Botkit
Hubot
Bot開発・運用サービス
ユーザーローカル人工知能ボット
Real-AI
凛なAPI for Business
機械学習サービス
Wit.ai
API.ai
Googleが提供するクラウド学習機能「cloud Machine Learning」
AlchemyAPI
人工知能は用途によって最適化していく必要がある
2.6チャットボットのビジネス展開
集客チャネルとして無視できない「ダークソーシャル」
本格的になるチャット上でのビジネス展開
ビジネスとしての成立には「人の介在」が不可欠か
まだ多くのチャットbotが尽力と併用中
既存サービスで蓄積したデータを利用できる分野はチャットボサッとの導入が容易
2.7チャットボットの問題点について
マイクロソフトが示した人工知能の課題
Eメールの二の舞になるのか
本末転倒な「フラストレーションを伴う会話」
会話の精度を上げるための様々な工夫

Part3 ボット時代を牽引するプラットフォーマーたち
3.1ボットプラットフォームの先駆者「Kik」と「Telegram」
「Kik」米国の若者の4割が使うメッセージアプリ
他に先駆けていち早くチャットボットビジネスを展開
いち早くポットストアを展開する「Telegram」
ボットストアから見えてくる戦略
KikとTelegramのボットストアの違い
3.2ボットの価値を知らしめたSlackのインパクト
ビジネスに関するあらゆるツールを飲み込み成長を続けるSlack
世界中のデベロッパーがSlackでポッドを開発
birdy
Slaaak
Stastbot
3.32つの巨大メッセージングサービスを持つ「Facebook」
人工知能開発に力を入れるFacebook
Facebookメッセンジャーの「オープン化」とは
Facebookの新たな収益チャネル
ビジネスアカウントと繋がることでさらに強力になるパーソナルアシスタント「M」
最大のメッセンジャーアプリ「WhatsApp」をFacebookはどう活かすか
3.4「会話」プラットフォーム化構想を掲げるマイクロソフトの挑戦
マイクロソフトが提供する「Conversation as a Platfprm」
ボットフレームワーク
コグニティブ(認識)サービス
マシーンラーニング
3億人ユーザーを持つSkypeをマイクロソフトはどう活かすか?
「Tay」「りんな」「小氷」
女子高生AIりんな
中国で活躍する「小氷(シャオアイス)」
コミュニケーションを重視したAI技術
3.5音声によるパーソナルアシスタントはどう生活を変えるか？
音声のロボット、Amazon Echoの「Alexa」
Siri開発者による新しいパーソナルアシスタント「Viv」とは
音声によるコマンドを最も多く蓄積しているGoogle
Googleに続き、AppleのSiriもオープン化へ
3.6最強のAIを持つGoogleが狙う未来とは？
人間超えた人工知能、AlphaGoの衝撃
Google Assistantは会話の文脈を理解する
Googleが提供するメッセージアプリ「Allo」
AlloとGoogle Assistantの組み合わせはチャットボットが目指す未来そのもの
Alloのアシスタントはユニバーサルボットを目指す
3.7アジア最強のメッセージングサービスWeChatの取り組み
あらゆるメッセンジャーアプリの先をいくWeChat
WeChatにおける顧客とのコミュニケーション
他のメッセンジャーアプリは先行するWeChatから何を学べるか?
3.8あらゆる分野で生まれるチャット型スタートアップ
メッセンジャー次世代のECアプリ「Operator(オペレーター)」
レストラン検索を切り口とするAIボット「Luka」
SMSでお願いすれば、なんでも対応してくれる「Magic+」
チャットベースの旅行代理店「Pana」
健康に関するパーソナルコーチ「Vida」

Part4 LINEに代表される日本勢の取り組みとは
4.1「ClosingtheDistance」を掲げる、LINEが目指す未来
人はもちろん、ビジネスやコンテンツとの距離も近づけるLINE
LINEビジネスプラットフォームのオープン化のインパクト
LINE@におけるボット展開
実店舗でのLINE活用を進める
4.2ブランドと顧客を繋ぐLINEの「ビジネスコネクト」
1000万人以上とつながる「パン田一郎」
おしゃべり
求人検索
様々な便利機能
LINEでブランド写真を送るだけで査定ができる
LINE payも導入しIDの連動を進めるZOZOTOWN
会話AIを活用した荷物問い合わせ機能を実装するヤマト運輸
LINEで株式の発注が行えるSBI証券の取り組み
株価照会サービス
株式発注サービス
企業とユーザーの1to1コミュニケーションを可能にするLINE
4.3チャットでカスタマーサービスは変わるか？
問い合わせの3分の1をカバーするチャットボット「マナミさん」
カスタマーサポートとチャットbotの相性がいい理由
質問背景が異なるジャンルでは解答が苦手
「人件費削減」という目に見えやすいメリット
ユーザーはチャットボットによる自動応答を求めているのか?
4.4チャットボット・チャットUIを展開する国内スタートアップたち
チャットUIを用いた国内対話型サービス①ペコッター
チャットUIを用いた国内対話型サービス②「ietty」「ヘヤジイ」
Getty-不動産会社スタッフが見込み客とコミュニケーションする手段
ヘヤジイ-完全自動化されたボットが対応
Iettyとヘヤジイの課題
チャットボットを作ることができるサービス-人工知能ボットAPI
1. 全自動会話API
2.指名自動識別API
3. キャラクター会話API
4.形態素解析API
特定の分野に特化したボット作成サービス
既存のサービスにチャットボットを導入する
1. 求人サービス「Wantedly」のチャットボット
2.高級旅館・ホテルの宿泊サービス「relux」のチャットボット
既存の事業資産があるサービスは、チャットボット導入への障壁が低い
4.5「ペコッター」運営、ブライトテーブル代表松下氏インタビュー
チャットUIを思いついたのはTwitterがきっかけ。初めに社長一人で店探しに奔走
現状、ボットは単純な即レイ用途に。下記イトウする人をサポートするツールの開発に注力
利用ゃが雑談もできる関係性が強み。「教えて終わり」てせはないサービスの提供がブランドを作る
他のグルメ系ボットサービスのレコメンドエンジンに「ゼウス」が使われる展開へ
情報取得手段は、キーワード検索からソーシャルメディア、そしてチャットボットへ

Part5 チャットボットがもたらすインターネットの未来
5.1チャットボットがもたらすインターネットの未来
チャットボットの技術展開はスタートしたばかり
人工知能が後押しするチャットボットの普及
現在は人工無能がほとんど
人工知能の発達が鍵
人工知能の発達にはデータ蓄積が不可欠
チャットボットはどう進化していくのか
唯一の勝者となるのはどのチャットbotか
ボットを指揮没するユニバーサルボットの登場
全てのものが情報化されてネット上に集まる
膨大な情報にどうやってアクセスするか
ボットが広大なwebとユーザーをつなぐ窓口に
効果的なweb検索には「技術」が必要
ボットがもたらすネットの未来
過去データから類推する「最適解」の限界
ボットを成長させるようなユーザーの選択
後書き