人工知能技術 ウェブ技術 知識情報処理技術 オントロジー技術 検索技術 データベース技術 ユーザーインターフェース技術
本書ではセマンティックウェブ技術のコンセプト(Part1)から始まり、企業の中でのメタデータのハンドリング(part2)、RDFやOntology、SPARQL等のSemantic web技術の概略(Part3)、そしてそれらをどのようなドメインに適用するのか、そして実際に適用する際に考慮すべき項目のチェックリストと、(少し古いが)ベンダーの紹介(Part4)と、最終パート(Part5)は実際にSemantic Webシステムを作るステップやそれって既存のシステムとどう違うの?という問いに対する答えが提示されている。目次は以下のようになる。
Part1 データとウェブの未来へようこそ Chapter1 セマンティックウェブの概要 セマンティックウェブの様々な見方 Web3.0とのつながりを探る セマンティックのビジネスサイド 情報を自由にする 人工知能の再生 セマンティックウェブの原点を探る セマンティックウェブのバゲッジを解く 複雑なデータにシンプルさを植え付ける セマンティックウェブがWeb3.0のショーケースアプリケーションで主役になることを知る セマンティック・ウェブの説得力のある理由を認識する Chapter2 生活の中でまセマンティックウェブ 日常的なウェブの使われ方を見ていこう Web2.0の動きとその意味を知る 先行するセマンティックウェブサイトをチェックする セマンティック・ウェブの水晶玉をのぞく Chapter3 ビジネスに役立つデータウェブ エンタープライズデータの課題と機会を把握する 情報とデータの違いを理解する 現在のシステムでウェブを理解する 仕事におけるセマンティックウェブのビジョンを把握する セマンティックウェブのユートピアで栄えるウェブの理想郷 セマンティックウェブがビジネスパーソンにとってなぜ必要なのかを知る 今こそセマンティックウェブを選択する Part2 スマートデータの波を今掴む chapter4 セマンティックウェブ入門 RDFデータを始める RDFのセマンティックを探る RDFを使う言語を見つける 少しのセマンティックが大きな力になる Chapter5 セマンティックウェブはなぜ新しい技術なのか? セマンティックウェブのルーツをたどる インターネットはデータではなくページでできていることに気づく Web2.0は人間のためのもの、セマンティックウェブはソフトウェアのためのものであることに気づく データベースはビジネスを意味し、セマンティックウェブも同様である SOA/Integrationがデータ構造ではなくメッセージのためのものであることを理解する XMLはドキュメントであり、データではないことを理解する オブジェクト指向がヒューリスティックである理由を知る 人工知能の新たな幕開けを見る セマンティックウェブの新しさ、違いを理解する Chapter6 メタデータの問題 データと情報の基本を理解する メタデータを分類するためのフレームワークを考案する メタデータの中でのロジックとルール メタデータの多くの種類を発見する セマンティクスとメタデータ セマンティックウェブをメタデータのスーパーセットとしてみる Part3 セマンティックウェブの構築 Chapter7 リソース記述フレームワーク(RDF)を使う RDFをRとDとFに分解する RDFデータをグラフとしてみる RDFはXMLであることを理解する 型付きリテラルを使う リソースの型を識別する RDFスキーマで物事を記述する 他のトリプルフォーマットを発見する。N3、Turtle、N-Triple マイクロフォーマットの特殊化としてRDFa、eRDF、GRDDLを使う RDFの強みを知る RDFは氷山の一角にすぎない理由を知る Chapter8 Webオントロジー言語を話す OWLの紹介 OWLの様々な種類を発見する OWLの基礎を探る OWLの要点を理解する 単純なアサーションを行う 矛盾を調べる プロパティの特性を調べる 複雑なクラス 必要なものと十分なもの区別する OWLが異なる理由を理解する OWLオントロジーを開発する Chapter9 セマンティックウェブの可能性を探る セマンティックウェブスタックを再検討する SAPRQLの再検討 簡単なRDFモデルの開発 ビジネスルールの良さを知る 自然言語処理(NLP)を使いこなす 新しい業務モデルを実現する 真実味のあるダイヤルを設定する Part4 セマンティックウェブを業務に導入する Chapter10 インフォメーション・ワーカーの台頭 Global2000を見据えて ビジネス経済における情報の戦術的役割を知る インフォメーション・ワーカーのタイプを知る 情報中心の企業のニーズを知る セマンティック・ウェブによるインフォメーション・ワーカーの支援 未来のインフォメーション・ワーカーを予測する Chapter11 エンタープライズ・セマンティック・ウェブの発見 ソフトウェア業界の役割を考える エンタープライズシステムのためのセマンティックの作成 企業のための単一の真実のリソースについて考える エンタープライズセマンティックウェブのいくつかのユースケース Chapter12 スケーラブルアーキテクチャ これはあなたの父のデータベースではないことを理解する セマンティックウェブのツールのパターンを継承する スケールするセマンティックウェブツール アーキテクチャの利用パターン バイヤーは注意 chapter13 評価戦略 ビジネス問題の理解:課題の分析 セマンティックウェブアプリケーションの導入計画でのよくある罠を回避する。 セマンティックウェブ導入による利点を明確にする 評価チェックリストを見直す チェックリストを採点し、メリットを理解する 決断する Chapter14 セマンティックウェブの限界を探る 規格内に留まる 規格の外に出る 完全なセマンティックウェブソリューションのインプリケーションを考える 最適な選択をする ベストプラクティスにこだわる Chapter15 ベンダーを使った実装のガイド コンシューマーウェブサイト ビジネスソフトゥエア Part5 10の要点 Chapter16 セマンティックウェブにおける10の神話 セマンティックウェブはサイエンスフィクション セマンティクウェブはウェブにタグをつけるためのもの セマンティックウェブはグーグルを廃業に追い込む セマンティックウェブは難しすぎて成功しない セマンティックウェブはカタログシステム セマンティックウェブは象牙の塔のようなデザイン セマンティックウェブは術後論理である セマンティックウェブは人工知能である セマンティックウェブは20ビリオンの市場になる セマンティックウェブは世界を変えない Chapter17 Web 2.0の先にある期待の10項目 いつも使っているWebサイトやブラウザに、もっとクールな機能を デジタルナレッジとマシンインテリジェンスの飛躍的な拡張性 エンタープライズ・ソフトウェアへの組み込みの普及 セマンティックウェブの新しい技術標準 コア言語の表現力の向上 簡単に使えるツールとして自分だけのオントロジーを立ち上げる セマンティック・ウェブのトレーニングを受けるために開発者が殺到 セマンティック広告・マーケティングの仕組み テクノロジーマネージャーが新しいワークフローのサポートを計画 祖母にWeb 3.0を説明する Chapter18 ここから先の10のステップ Twineを試す Yahoo!SearchMonkeyを試す Calaisをチェックする Attend TrainingでRDFとOWLのモデリングを学ぶ RDFとOWLの仕様書を読む 信頼できるベンダーに連絡する 新しいアイデアを書き留めて評価する Zepheiraに聞く オープンソースやフリーソフトを使ってプロトタイプを作る 上司にアイデアをアピールしよう
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