トライアスロンとハワイ島とアイアンマン

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トライアスロンとハワイ島とアイアンマン
前回述べたサーフィンが発展したハワイで生まれたスポーツとしてトライアスロンがある。トライアスロンの基本種目構成は泳ぎ(swim)と自転車(bike)とマラソン(running)の3つで、競技の始まりそれほど昔ではなく、1974年にアメリカの西海岸で初の大会が開催され、1978年にはアイアンマンレースがハワイで行われた43年ほどの歴史を持つスポーツとなる。

このアイアンマンレースに関する有名なエピソードとして、その昔米海軍の軍人が宴会をしていた際に、遠泳、サイクルロードレース、マラソンのどれが最も過酷かが議論されて、それならばこの際全てをいっぺんにやってみようと言われて始まったものだというものある。このように、そもそもの始まりが体育会系のノリで始まった根性比べであった為、オリンピックの競技になるまではタイムを競うというより、どれだけ頑張ったかが評価される競技であった。

ハワイでのアイアンマンレースはハワイ島で行われる。

空路の玄関口である小さなコナ空港から

数kmのところにある海辺の田舎町カイルア・コナがスタート/ゴール地点で、

海亀も泳ぐ美しい海を3.8km泳ぎ、ウェットスーツをバイクジャージに着替えた後、自転車は最初の1kmちょっとをハイウェイまでの急坂を上り、ハイウェイに登りきった所で左折して、延々と続く吹きさらしの溶岩道路であるハイウェイを180km往って帰り、

カイルアコナまで戻ってきた後、ランニングシューズを履いて海岸沿いのアップダウンのあるコースを42.195km走る自然に溢れたレースとなる。

ゴールした後は、ハワイ島が発祥と言われるロコモコプレート(今ではかなりポピュラーとなり日本でも普通に食べられるが)を道沿いの店で食べることができる。

これに対してオリンピックでのトライアスロンは2000年のシドニーオリンピックから導入され、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmと短く、アイアンマンの世界記録でも7時間45分程度かかるのに対して、世界記録レベルだも100分程度でゴールする短い構成となっている。またルール自体も細かく見るとアイアンマンレースとは微妙に異なっており、1990年代にこの新しい形態/ルールを検討する動きに関わったおり、見られること(TV写り)を意識した検討が進められていることにオリンピックの商業主義を垣間見て新鮮な驚きを感じたのを覚えている。

トライアスロンでのゴールに辿り着く為の秘訣は、まずは当たり前ながら地道にトレーニングをこなすことにある。前回のサーフィンと同様にどれだけ時間をかけられたかが第一のポイントになるだろう。二つ目のポイントとしてはリカバリー力となるだろうか、例えばアイアンマンレースだと一般人は9時間〜12時間かけてゴールすることになるのだが、これだけ長い時間競技していると必ず集中力が切れてモチベーションが著しく低下する瞬間に襲われる。この時最後までモチベーションを十分に回復する事ができないと、精神的にも肉体的にボロボロの状態になってしまう。

このようなモチベーションのコントールはスポーツの世界では近年重要視されている。例えば国際試合で記録を狙うトップアスリートは専門のコーチを雇って明確なゴールイメージを常に持ち続けれるようにトレーニングしている。パーフォーマンスを維持する為にはメンタル面の維持が重要なのであり、これはスポーツに限らずすべての局面で適用される原則になる。

コメント

  1. […] 夏の少し湿った空気の空を眺めていると、トライアスロンのレースの最中にトラブルに見舞われて身体を動かすことを止め、その場に座って空を眺めていた瞬間を思い出す。 […]

  2. […] 琵琶湖は、”トライアスロンとハワイ島とアイアンマン“で述べたトライアスロンの日本で最古のアイアンマンレースが1985年に始まった場所でもある(琵琶湖でのアイアンマンレー […]

  3. […] トライアスロンとハワイ島とアイアンマン […]

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  5. […] メートル、東京23区の約1.5倍の大きさであり、全周は約200kmあって、”トライアスロンとハワイ島とアイアンマン“で述べたトライアスロンアイアンマンレースの自転車コース(180km) […]

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