SublimeText4とVS codeでのPython開発環境立ち上げ

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サマリー

Pythonは、簡単に学べること、読みやすいコードを書けること、広範囲にわたるアプリケーションに使えることなどの、多くの優れた特徴を持つ汎用プログラミング言語となる。Pythonは、1991年にGuido van Rossumによって開発されている。

Pythonは、比較的新しい言語であるため、オブジェクト指向プログラミング、手続き型プログラミング、関数型プログラミング等の様々な効果的なプログラミング手法を利用することができる。また、多くのライブラリやフレームワークが用意されているため、Webアプリケーション、デスクトップアプリケーション、科学技術計算、機械学習、人工知能などの分野に広く使われている。さらに、クロスプラットフォームであり、Windows、Mac、Linuxなどの多くのオペレーティングシステムで動作するという特徴を持つ。Pythonは、インタープリタ言語であるため、コンパイルの必要がなく、REPL的な仕組みを持つため、開発サイクルが早くなる。

今回はSublimeText4とVS codeでのPython開発環境立ち上げについて述べる。

SublimeText4とVS codeでのPython開発環境立ち上げ

Sublime Textは、高度なカスタマイズ性を持つクロスプラットフォームのテキストエディターで、Pythonを使用して実装されており、多数のプラグインとテーマが提供されているものとなる。Sublime Text 4は、2021年5月21日にリリースされたSublime Textシリーズ最新バージョンで、2年半ぶりのメジャーアップデートであり、新しいバージョンの特徴としては、インターフェースのレンダリングにGPUアクセラレーションが利用可能になっていること、また自動補完機能が充実されていることなどがある。

SublimeTextを用いたPython開発環境としては、まずコードを動作させるには「Sublime-Build」を用いて動作させる。コードの修正で利用するにはSublimeRepl経由での利用かterminus/sendcode経由となる。

python3でbuildして実行するには

  1. Tools→Build System→New Build Systemから以下のように入力してPython3.sublime-buildで保存する(/Users/XXX/python3の部分はターミナルで”which python3″と入力(macの場合、windowsの場合はwhere python3)することでパスの位置がわかるのでそれを代入)
    {
        "cmd": ["/Users/XXXXXXX/python3", "-u", "$file"],
        "selector": "source.python",
        "file_regex": "file \"(...*?)\", line ([0-9]+)",
        "env": {"LANG": "ja_JP.UTF-8"}
    }
  2. 「command」「B」(macの場合、windowsでは「ctrl」「B」)でビルドして実行してくれる。

SublimeReplでの使い方としては

  1. パッケージコントロールを使って、SublimeReplをインストールする。(メニューの「Tools」→「Command Pallet」→installと入力→「Package Control:Install Package」→「SublimeRepl」で行うか、「Shift」「Command」「P」(macの場合)→installと入力→「Package Control:Install Package」→「SublimeRepl」)
  2. SublimeReplのPython環境設定を行う。Preference→Browse PackagesでFinderにSublime textのパッケージを表示する。それらの中でSublimeREPLフォルダの中にあるconfig/Python/Main.sublime-menuをコピーしてUserフォルダ内にSublimeREPL/config/Python/というようにフォルダを作り、Pythonフォルダ内にMain.sublime-menuをペーストして、その中身を以下のように編集する。2ヶ所ある/Users/XXX/python3の部分は上記のbuildと同様にwhich(mac)でpathを探して動作させる。
    [
         {
            "id": "tools",
            "children":
            [{
                "caption": "SublimeREPL",
                "mnemonic": "r",
                "id": "SublimeREPL",
                "children":
                [
                    {"caption": "Python",
                    "id": "Python",
    
                     "children":[
                        {"command": "repl_open",
                         "caption": "Python 3",
                         "id": "repl_python3",
                         "mnemonic": "p",
                         "args": {
                            "type": "subprocess",
                            "encoding": "utf8",
                            "cmd": ["/Users/ユーザー名/xxx/python3", "-i", "-u"],
                            "cwd": "$file_path",
                            "syntax": "Packages/Python/Python.tmLanguage",
                            "external_id": "python",
                            "extend_env": {"PYTHONIOENCODING": "utf-8"}
                            }
                        },
                        {"command": "repl_open",
                         "caption": "Python 3 - IPython",
                         "id": "repl_python_ipython3",
                         "mnemonic": "p",
                         "args": {
                            "type": "subprocess",
                            "encoding": "utf8",
                            "autocomplete_server": true,
                            "cmd": {
                                "osx": ["/Users/ユーザー名/xxx/python3", "-u", "${packages}/SublimeREPL/config/Python/ipy_repl.py"]
                            },
                            "cwd": "$file_path",
                            "syntax": "Packages/Python/Python.tmLanguage",
                            "external_id": "python",
                            "extend_env": {
                                "PYTHONIOENCODING": "utf-8",
                                "SUBLIMEREPL_EDITOR": "$editor"
                            }
                        }
                        }
                    ]}
                ]
            }]
        }
    ]
  3. View→Layout→Column2で左右2分割のレイアウト表示にして、左側でpythonファイルを編集(あるいは、「command」「N」で新しいファイルを開いてコードを書く)、「Tools」→「sublimeREPL」→「Python」→「Python3」で右側のタブにREPLを動作させる。(sendcodeプラグインが入っていれば)「command」「enter」で右のタブで指定したところがREPLに送られ評価される。

次に、VS codeでのPython環境の立ち上げについて述べる。

VS codeはvisual studio codeの略で、microsoftから提供されている無料の現在プログラマにシェア一番のテキストエディタとなる。以下に開発までの手順を示す。

  1. このVS codeでClojureを使うには、まずVS codeをインストールして、(必要であれば日本語化のプラグインもインストール)、View→extensionsでpython(あるい表示→拡張機能でpython)をインプットしてインストール
  2. 次に、File→Open Folderで新しいプロジェクトを作成したいフォルダーを指定、そのフォルダーでターミナルを開くため、terminal→new terminalで新しいターミナルを表示する。
  3. ターミナルが開いたら、新規のClojure project directoryを作成する。例 “mkdir python-test01”
  4. ターミナルで”cd python-test01″と入力して新しく生成されたpython-test01のディレクトリに移動
  5. 新しくpythonファイル”python-test01.py”を作成
  6. ターミナルで”python3 python-test01.py”を入力すると実行される。

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