コート インサイド カリフォルニアの海が教えてくれた

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コート インサイド カリフォルニアの海が教えてくれた
前回までは片岡義男のサーフィン小説/エッセイについて述べた。今回は、邦訳は現在絶版になっているダニエルデュエインによる手記である「コート インサイド カリフォルニアの海が教えてくれた」について述べる。英語版でのタイトルは「Caught Inside: A Surfer’s Year on the California Coast」となり、ペイパーバックで購入可能なようである。

内容は、社会をドロップアウトして、カリフォルニアのサンタクルーズの海岸線に住み。秋、冬、春と過ごした26章からなるエッセイとなる。内容としては、カリフォルニアのサーファーの聖地であるサンタクルーズの波の話、ローカルとのやりとり、サメの話や嵐の話、そしてビックウェブの話がカリフォルニアの自然の描画と共に綴られている。

凍てつくような水の中、さらに冷たい空気の中で何時間も良い波を待つのは、冬のサーフィン。夏の喧騒が終わり涼やかな空気につつまれた秋のサーフィン。そしてまだ冷たい水の中で暖かい日差しを感じながら行う春のサーフィン。表現力豊かなデュエインの文は、海を見たことがない人や、波に乗ったことがない人にとっても、様々なことを感じさせてくれると思う。

 

コメント

  1. […] 片岡義雄の描くサーフィンは海外のサーフエッセイとは異なり時間が止まった絵画のような描写が特徴となる。彼はいくつかのサーフィン小説を執筆しているが、その中でもベスト3に入る本だと思う。 […]

  2. […] 次回はダニエルデュエインによるカリフォルニアでのサーフィンの生活について述べられている手記「Caught Inside: A Surfer’s Year on the California Coast」について述べる。 […]

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