アートとスポーツとグルメについて

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アートとスポーツについて

アートは、絵画、彫刻、写真、音楽、舞台芸術、文学、建築など、多岐にわたる形式やジャンルが存在する人間の創造性や感性を通じて表現される芸術的な作品や活動となる。

アートは、人々に感動や喜びを与え、新たな視点を開き、深い思考や共感を呼び起こすものであり、人間の表現の自由や創造性を尊重し、豊かな人間性や文化を形成するものとなる。芸術家は自分自身や社会、自然、宇宙などを見つめ、独自の視点やスタイルで表現する。

また、アートは、視覚的な美しさや感動だけでなく、社会的なメッセージや問題提起、思考を促す力も持ち、文化や社会の背景、歴史的な文脈、個人の経験や感情、思考を反映し、人々にインスピレーションを与え、考えさせる力を持ち、社会や文化に対する批評や問いかけを投げかけ、社会や文化の変化を促し、人々の価値観や意識を形成し、変容させるものでもある。

更にアートは人工知能やコンピューター技術とも深い関わりを持つ。

スポーツは人間の身体的、社会的、文化的な側面を包括的に考えることができる重要な活動であり、多くの人々に喜びや刺激を与えるものとなる。

スポーツとしては、球技(サッカー、バスケットボール、野球など)、陸上競技(陸上走、飛び込み、投擲など)、水泳、体操、格闘技、ウォータースポーツ、冬季スポーツなど多くジャンルがある。

グルメは食に関する高度な興味や鑑賞を指し、食文化は人々の生活において重要な役割を果たしており、食事は社会的な交流や文化的な結びつきを促進するものとなる。

グルメは料理のクオリティ、素材の選択、調理法、プレゼンテーションなどに対する高い関心を表し、特定の地域や文化の特色を反映し、その地域独自の味覚や伝統を体験することができる手段の一つともなっている。

本ブログでは、このアートとスポーツとグルメに関して以下に様々な考察や情報を述べる。

アート

俳句のルーツは連歌にある。連歌とは和歌31文字の上の句(五七五)、下の句(七七)を複数の連衆(連歌・連句の会席に出て詠み合う人々)が交互に読み継ぎ百句つくるものとなる。

俳句は元々連歌から始まったことから一人で世界観を作り上げる小説とは異なり、共同作業で成り立つ要素が多く、また現在のツイッターに代表されるSNSのように日常の一コマを短文で伝える手段でもある。

和歌は、日本の古典文学において非常に重要な位置を占める詩の形式であり、日本語の美を象徴し、自然や人間の感情を簡潔でありながらも深い表現で捉え、日本語の持つ音韻やリズムを最大限に活かした芸術作品となっている。今回はそれら勅撰歌集について述べてみたいと思う。代表的な勅撰和歌としては以下のようなものがある。

俳句の歴史とコミュニケーションの観点からの俳句の読み“で述べている与謝蕪村の句に春風のつまかへしたり春曙抄(はるかぜの つまかえしたり しゅんしょしょう)というものがある。これは、春風が女性の着物の褄をふわりと優しく吹き返した、と詠みかけて、実は『春抄』の冊子の端を春風がそっと吹き返したという、一瞬の場面転換が鮮やかに詠んだ句となる。

著名なlispハッカーであるポール・グレアムの「ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち」では、プログラムを書く行為とデザインとそして絵を書く事のつながりが述べられている。また、オライリー社から出版されている「ビューティフルコード」でも一流プログラマによる「美しいコード」についての思い入れが語れ、そこでコードに対して「優美で表情豊かな美しさに満ちた」というような情緒的な表現がなされている。このような著名な人達でなくとも、本来デジタルで無機質なはずのプログラミングの中に美を感じる人は多く存在するだろう。

Clojureのカンファレンスの一つであるClojure/Conj2018にてCODE GOES IN, ART COMES OUT“というジェネレーティブアートに関する講演を見た。

ジェネレーティブアートとはwikiによると

「コンピュータソフトウェアのアルゴリズムや数学的/機械的/無作為的自律過程によってアルゴリズム的に生成・合成・構築される芸術作品を指す。コンピュータの計算の自由度と計算速度を活かし、自然科学で得られた理論を実行することで、人工と自然の中間のような、統一感を持った有機的な表現を行わせる作品が多い。

ジェネレーティブアートは、創作方法として自然科学的なシステムを主体として用いた芸術である。前提として、自律的に動作する機構を設計して作品制作を行わなければならない点が、他の芸術分野との違いであると言える。システムによる作品は、複雑系や情報理論といった科学理論を実行することがある。

言葉は、そのような目に見える形が無くとも、稲妻が走るように心を打つ台詞や、読んだだけで感動し涙を流す一文、聞いただけで勇気が湧いてくる格言など、我々の感情に作用を及ぼす。今回はこの言葉と美について述べてみたいと思う。

現在、「新版画」がアートファンの間でちょっとしたブームになっていると言われている。以前海外アーフィストの来日インタビューを読んだ時にも、日本で何をしたかというお決まりの質問に対して、「版画を購入した」という答えが返っていた。

新版画は、江戸時代以来の浮世絵制作の伝統を受け継ぎながら、大正時代~昭和前期までの約50年程度の間に制作された、非常にニッチな木版画のジャンルだが、ここ最近、この「新版画」の系譜に連なる作家たちが次々とブレイクを果たしていたり、ここ数年全国各地で美術展が開かれている。

禅宗における悟りとは「生きるもの全てが本来持っている本性である仏性に気付く」ことをいう。 仏性というのは「言葉による理解を超えた範囲のことを認知する能力」のこととある。 悟りは師から弟子へと伝わるが、それは言葉(ロゴス)による伝達ではなく、坐禅、公案などの感覚的、身体的体験で伝承されていく。 いろいろな方法で悟りの境地を表現できるとされており、特に日本では、詩、絵画、建築などを始めとした分野で悟りが表現されている。

このように、師匠と弟子の間のやりとりは考案(判例)で残されていることが多いが、禅に由来するアートも多く残されている。2016年に上野にある東京国立博物館にて開催された”臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念 特別展「禅ー心をかたちにー」”について紹介する。

雪舟は現在から約600年ほど前の室町時代(1400年代後半)に活躍した水墨画家で、京都の相国寺で修行を積んだ禅僧でもある。雪舟は、”街道をゆく – 長州路“でも述べている山口の大内氏の送った遣明船で中国に渡り(1468年)、2年間本場の水墨画に触れる機会に恵まれた。その後、山口に戻り中国画にならった日本的水墨画を完成させたとされている。

前回、”雪舟と自由自在“で述べた、日本独自の水墨画を作り出し、その後の著名な画人に影響を与えている。例えば、桃山時代、狩野派と張り合っていた長谷川等伯は自ら「雪舟五代」と称していたり、江戸時代初期には狩野派の狩野探幽が意識的に取り入れた「雪舟風」が、後の狩野派のスタンダードとなっていく。今回は、長谷川等伯と彼が張り合っていた狩野派について述べる。

俵屋宗達は、「寛永の三筆」とも呼ばれた本阿弥光悦と同時代の江戸初期のアーティストであり、その時代に好まれた書を認める紙(料紙)に華麗な装飾を作る為、十二世紀以来途絶えていた技法を復活させ、さらにそれらに金銀泥絵・雲母刷・彩色絵などを交えた画期的な料紙装飾を生み出し、光悦の期待に応えていった絵師となる。尾形光琳は俵屋宗達の画風を引き継ぎ、代表作として、東京 根津美術館にある「燕子花図屏風」がある。

彫刻や仏像が宗教と密接に関連しているため、宗教的な彫刻は歴史的に非常に重要な芸術作品として扱われており、それらは宗教的な儀式や祭典、または単に芸術作品として賞賛される。今回は、日本のアートの歴史を辿りながら、仏像に関してこれらの観点から述べてみたいと思う。

今回は、”日本のアートの歴史と仏像につにいて“では少し流していた明治以降のアートの流れについて述べる。

明治維新は、江戸時代の幕府体制を終焉させ、明治政府を樹立し、西洋の近代化を模範とした大規模な社会的・文化的変革をもたらし、これにより、日本は長い間の孤立主義的な姿勢から脱却し、国際的な舞台で活動する国となっていった。この明治維新は、日本の歴史において重要な転換点となっており、アートや文化においても、大きな影響を与えている。

日本画という言葉は2つの意味に解釈されている。一般的な解釈としては「日本の伝統的な画材と技法によって描かれた絵画のこと」で、狭義としては江戸時代以降の狩野派,土佐派,琳派,南画派などの絵画のことを指す。ここでは、この日本画の歴史と「和様の書」である書の歴史について述べている。

源氏物語絵巻(げんじえまき)は、現在NHKで放映中の大河ドラマ「光る君へ」の舞台でもある平安時代の文学作品「源氏物語」を絵画と文章で表現した日本の絵巻物となる。この『源氏物語絵巻』には、以下に示すような平安時代の日本絵画に特徴的なさまざまな技法が用いられており、それらが絵巻全体の美しさと物語性を高めている。このような特徴のある『源氏物語絵巻』の構成から得られる、アプリケーションのUXデザインのためのヒントとしては、例えばメタバース設計に応用することを考えると、以下のような応用が考えられる。

「不風流処也風流」は、「風流ならざるところもまた風流」という読みで、禅の公案集『碧巌録』にある言葉のひとつとなる。「風流」という言葉の発端がこれらしい。

臨済宗福聚寺住職で芥川賞作家の玄侑宗久氏は、著書「禅的生活」の「ゆらぎをたのしむ」という章の中で、「風流」とは風にゆれる柳のような「ゆらぎ」であり、このゆらぎを楽しむ能力こそが、人間だけの最高度な楽しみであると述べている。

街道をゆく オランダ紀行“や”街道をゆく 唐津・平戸・佐世保・長崎への道“で述べているように、17世のオランダは世界貿易や、都市向け園芸農業(チューリップ等)、ガラス工芸、毛織物、造船、醸造、印刷などの農工業の発展により、世界の中でも最も強い強い商工業国となり黄金時代を築いていた。今回はそれらオランダ近辺に関係する画家について述べてみたいと思う。

オランダが世界的な影響力を持っていた時期、すなわちネーデルラント諸州の独立戦争である八十年戦争(1568年から1648年)の終わりから17世紀(オランダ黄金時代を中心として、オランダ人あるいはオランダで活躍した外国人の画家たちによって描かれたオランダ黄金時代の絵画について述べる。

2023年末から2024年の初頭までね東京・新宿のSOMPO美術館で、同館を象徴する《ひまわり》を起点にフィンセント・ファン・ゴッホと西洋絵画の巨匠たちの静物画を紹介する展覧会「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展が開幕されていた。街道をいく オランダ紀行では、司馬遼太郎がゴッホの軌跡を訪ねている。

ヨーロッパの東部地域である東ヨーロッパは、東欧(とうおう)とも呼ばれ、欧州でも特に民族の構成が複雑で、文化や宗教も多種多様に存在する領域となる。中東欧(中央東ヨーロッパ)は、複雑な歴史と多様な文化背景を反映した豊かな芸術伝統を持つ地域でもある。中東欧のアートシーンは、歴史的、社会的、政治的な変遷に深く影響されており、多様なスタイルと表現が見られる。グラフィックデザインとポスターアートは、独自の特徴を持つ中東欧のアートの中でも、重要な芸術形式として発展したものとなっている。

花火の原型といわれる『のろし』の歴史を辿ると、古代インドやギリシア、ローマといった紀元前にまで遡るといわれている。中国の薬を作る錬丹術師によって火薬は偶然発明され、その後、火薬は軍事技術者への手に渡り、武器に使用されるようになる。南宋時代には爆竹などの花火が市場に出ていたともいわれている。東京で有名な花火大会に「隅田川の花火」がある。これは江戸時代に行われていた花火大会に由来するもので、さまざまな浮世絵にも残されているものとなる。

イサム・ノグチ(Isamu Noguchi、1904年 – 1988年)は、日系アメリカ人の彫刻家、デザイナー、舞台美術家として広く知られているアーティストであり、彼の作品は彫刻、家具デザイン、ランドスケープデザインなど多岐にわたり、その多彩な活動によって20世紀を代表する芸術家の一人とされている。

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで花開いた芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する画家であり、多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作したアーティストで中東欧のグラフィックアートとポスター“で述べているグラフィックアートのはしりとも言うべきアーティストとなる。

スポーツ全般

呼吸は内臓器官の中で、唯一、意識的に変えることができるものであり、「息が合う」「阿吽の呼吸」息を飲む」「息がつまる」「息もつかせず」「息を抜く」「息が長い」「息を潜める」等の様々な言い回しは、呼吸とこころとからだが密接に関係していることを示している。今回はこの呼吸を中心に禅やスポーツとの関係について述べてみたいと思う。

感情(煩悩)に対してどう対応するかという話題は”禅とメタ認知とAI“でも述べているように禅やマインドフルネスの重要な要素となっている。近年の感情理論では”感情認識と仏教哲学とAIについて“でも述べているように、感情は哲学・宗教的な概念の言わば頭の中の考え方だけでは捉えられず、生理学的要素により左右されているとの認織が主要なアプローチとなっている。このような生理学的要素として、重要とされているものに自律神経系がある。今回はこの自律神経系について”自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか“をベースに述べる。

神無月と神有月と日本の神“でも述べている神道をはじめ、日本には様々な「○○道」がある。その中でも古代の戦士の技を起源とする武道には様々なものがある。このような武道の中には、現在の競技には現れなかったり、特殊で難易度の高い技などの、いわゆる「幻の技」や「失われた技」が存在している。今回はこれらの幻の技について述べたいと思う。

サーフィン

検索エンジンの話で言うと、ハイパーリンクを次々と辿っていくことを「サーフィン」と表現しているようで、実際のサーフィンのそれとは少しイメージが異なるように思われる。実際のサーフィンでは、波が形成する斜面をサーフボードと呼ばれる板を使って滑り降りるのだが、乗る対象である波の生じるメカニズムは以下のようになる。

1980年に出版されて今は絶版となっている片岡義雄の「波乗りの島」。ハワイとサーフィンに関する5つの短編が掲載されている。

サーフボードはサーフィンするために必要不可欠なギアとなる。それらについて紹介する。まずは、現在のサーフボードの起源といわれているものがウッドボード。古代ハワイではPaipo(パイポ)、Alaia(アライア)、Olo(オロ)といったウッドボードでサーフィンを楽しんでいたらしい。次に紹介するのが、ひと昔前までは主流だったグラスファイバー製のサーフボードとなる。

片岡義男のサーフィン小説「波が呼ぶんだよ」と写真エッセイ「海まで100マイル」について。

邦訳は現在絶版になっているダニエルデュエインによる手記。英語版でのタイトルは「Caught Inside: A Surfer’s Year on the California Coast」となり、ペイパーバックで購入可能なようである。

トライアスロン&マラソン

サーフィンが発展したハワイで生まれたスポーツとしてトライアスロンがある。トライアスロンの基本種目構成は泳ぎ(swim)と自転車(bike)とマラソン(running)の3つで、競技の始まりそれほど昔ではなく、1974年にアメリカの西海岸で初の大会が開催され、1978年にはアイアンマンレースがハワイで行われた43年ほどの歴史を持つスポーツとなる。

このアイアンマンレースに関する有名なエピソードとして、その昔米海軍の軍人が宴会をしていた際に、遠泳、サイクルロードレース、マラソンのどれが最も過酷かが議論されて、それならばこの際全てをいっぺんにやってみようと言われて始まったものだというものある。このように、そもそもの始まりが体育会系のノリで始まった根性比べであった為、オリンピックの競技になるまではタイムを競うというより、どれだけ頑張ったかが評価される競技であった。

    夏の少し湿った空気の空を眺めていると、トライアスロンのレースの最中にトラブルに見舞われて身体を動かすことを止め、その場に座って空を眺めていた瞬間を思い出す。トータルで10時間という長丁場である為、レース中にトラブルに見舞われるケースは意外と沢山ある。例えば、バイクのパートだけ見ても、自転車は海外のレースだと大型のキャリングケースに分解して入れて運び、自分で現地で組み立てることになるのだが、事前のチェックをしっかりしないと、レース中に部品が外れて(路面の状態が良くない海外のレースでは良くある)、例えばギアがチェンジしなくなったり、ブレーキが効かなくなったりすることが起きてしまう。

      富士山は、日本の静岡県と山梨県にまたがる活火山であり、高さは3776メートル、世界遺産に登録されており、日本の象徴的として広く知られている存在となる。宗教の形を借りた大衆登山という流れは、のちの江戸時代中期に大ブレイクする。その隆盛を担ったのが「富士講」という民間の信徒集団。

      日本での最も歴史があり有名なトレイルレースの一つが「富士登山競走」となる。これは毎年7月に山梨県富士吉田市で行われる富士山を登る山岳マラソン大会となる。

      この物語は、ライターである身長193cm、体重104kgの著者が、雪の積もる農道へのほんの三マイル(5km)のジョギングを行なったときに、急に激痛を感じスポーツ医学の権威の医者に見せると立方骨(土踏まず)の炎症と診断され、足の裏に太い注射を打たれた上に、今後走るには安くとも150ドル以上のモーションコントロール付きのランニングシューズを履き、さらに特注の矯正具(400ドル)をつけろと言われたところから始まる。

      野球

      トラック運転手をしながら小学生の息子二人と広島県因島で暮らすバツイチ41歳の寺谷和章は、
      ある夜、交通事故に見舞われ、目の前に現れた謎の天使に“思いのままに飛んでいく魔球”を授かる。
      和章は「カープを日本一にする」という子供の頃の夢を叶えようと、広島カープの入団テストを受けに行くが……。
      家族とそれを取り巻く人間模様を通して、男の選択と生き様を描く長編エンターテインメント。」

      グルメ

      茶はチャノキと呼ばれるツバキ科の常緑樹の葉や茎から作られる飲み物となる。日本では奈良時代、唐から入ってきたと言われており、当時遣唐使と共に唐に渡った”街道をゆく 叡山の諸道(最澄と天台宗)“に述べている最澄が天皇に茶を立てたという記録や、”空海と四国遍路とサンティアゴ巡礼“で述べている空海が茶の種を持ち帰りそれが大和茶の始まりであるという記録が残されている。

      今回の旅は、京都西部の自然豊かな名所である嵯峨野への旅となる。嵯峨野の旅は、古くは「絶壑ノ間ニ孤立ス」と表現された山峡の水尾から始まり、はるか昔にこの地にたどり着いた清和天皇に触れ、天皇を祀るお社を護持し続ける里人の心遣いに鳥目する。嵐山の渡月橋では、古代山城国(京都)に定住し、土木技術によっ田野を切り拓いたと言われる渡来系士族の秦氏ついて述べている。次に天龍寺を訪れ、天龍寺塔頭の知恩院で嵯峨名物の湯豆腐を食べながら、豆腐の起源について述べ旅を終えている。

      今回は大阪から南下して関西国際空港に向かう途中、電車だと南海電鉄で堺駅あるいは堺東駅で行ける堺とそこから和歌山に抜ける紀州街道界隈となる。堺では戦国時代の自由都市に思いを馳せ、その後沢庵和尚が開いた南宗禅寺に向かう。そして堺に本店がある美々卯でうどんすきを食べる。

      旅のルートは共立女子大講堂の交差点付近からスタートする。この辺りは江戸時代から幕末にかけては護持院ケ原と呼ばれているところで、話は関東入国当時の徳川家康の城下町造成工事から、福沢諭吉の逸話や森鴎外の小説に飛ぶ。やがて旅は「世界でも有数のもの学びのまち」としての神田界隈に移る。神田お玉ヶ池跡で、北信一刀流の千葉道場に触れ、湯島聖堂での江戸の学問に触れる。次にニコライ堂、神田明神に立ち寄りながら、神保町の古書店街に足を踏み入れ、出版社や本屋の巨匠たちの話題へとなり旅は終わる。

      日本に初めて炭酸飲料が伝えられたのは、1853(嘉永6)年、アメリカのペリー艦隊がやって来た時だと言われているが、三ツ矢サイダーの歴史はもっと古く平安時代に始まる。それらが商品となったのは、1884(明治17)年、民間の工場が伝説由来の名称を取り入れた「三ツ矢平野水」と「三ツ矢タンサン」を発売。平野温泉の水は「平野水」として広く世間に認知されるようになり、同時に三ツ矢の商標も確立した。

      街道を行く 中国・閩(びん)の道“では禅と共に中国から輸入された漢字の一つに饂飩(うどん)があったと述べられている。蕎麦(そば)は、wikiによると「穀物ソバの実を原料とする蕎麦粉を用いて加工した、日本、および、それを用いた料理である。中華そばとの対比で「日本蕎麦(にほんそば)」、「和蕎麦(わそば)」という表現が用いられるほか、沖縄そばとの対比では「ヤマトそば」と呼ばれることもある。本来、ソバの実/蕎麦粉には様々な食し方があるが、麺にした蕎麦、すなわち蕎麦切り(そばきり)が普及してからは、単に蕎麦と言うと蕎麦切りを意味する。」とある。

      こんにゃくは、サトイモ科植物、あるいはその球茎から製造される食品である。日本におけるコンニャク料理は、その低カロリーで健康的な特性から、伝統的な和食から現代のヘルシー志向の料理まで、幅広く活用されている。各家庭や地域で独自のレシピがあり、バリエーション豊かな料理を楽しむことができる。唐辛子(とうがらし、唐芥子、蕃椒)は、中南米を原産とする、ナス科トウガラシ属 (Capsicum) の果実あるいは、それから作られる辛味のある香辛料で、栽培種だけでなく、野生種が香辛料として利用されることもある。日本の唐辛子料理は、辛さだけでなく、食材の風味を引き立てる役割も果たしており、地域ごとの特産品や家庭料理に取り入れられ、バリエーション豊かな料理を楽しむことができるものとなっている。

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